「料理できないけど家でおいしいものを食べたい」への解答
「料理できないけど家でおいしいものを食べたい」
出所:ドラえもんプラス1巻[2005]「グルメテーブルかけ」料理したことがない人にとって、食事を自分で作るということは、とても敷居が高い。
料理本は昔からたくさん出ているが、ある程度基礎知識があって、基礎器具がそろった主婦向けの本が多いように思う。門外漢の独り暮らし大学生なんかには、いちいちそこに出てくる「専門用語」がわかりづらかったり、器具がなかったりする。おれはそうだった。
たとえば、調味料の量を表す「少々」。「少々」ってなんだよと。調べてみると、小さじくらいだとか、小さじ1/2くらいだとか、親指と人差し指でつまんだくらいだとか、諸説出てくる。そんな感覚的な言葉、「少々」の感覚にずれがあってひどい料理ができたらどうすんだよって思ってしまう。
さらに必要となる器具がおおすぎて、たとえば、家に小さじがなかったりしたら、もう手が出せない。かくして料理の敷居は門外漢にとって高い。
ドラえもんの世界では、料理ができるママが急用で出掛けてしまった。パパは料理をしたことがなく、奮闘するも何もできず。出前を頼もうとするも、どこもやっていない状況。ドラえもんとのび太ももちろん料理はできない。そんな状況。
ドラえもんの解答「グルメテーブルかけ」
ドラえもんの答えは、グルメテーブルかけで食べたい料理を出すというもの。テーブルかけに食べたいものを言うだけで、料理が出てくる。カツ丼、カレーライスといった庶民食から、エスカルゴブルゴーニュ風、トリュフのスープ、フィエットチーネ、甘鯛のシャンパン蒸し、フィレステーキ、あみがさだけ入りクリームソースといった高級フレンチまで(実在するかは庶民のおれは知らないけど、スネ夫が食べたって言ってました)。何でも出してくれる模様。
独り暮らしをしていた大学時代に、これがあったらなぁ。。知識も器具も要らないよ。
人類の解答「簡単レシピサイトを見ながらまとめ器具を用意して、作るか作ってもらう」
残念ながら、グルメテーブルかけみたいな、超絶素晴らしい製品は発明されていない。食べたいものはお店で食べるか自分で作るか、料理上手の誰かにつくってもらうしかない。けど、自分で作るときに、大学生の頃と比べて進歩したなあと思うのは、お手軽に誰でもできる料理情報が入手しやすくなっていること。代表的なサイトがクックパッド。世の料理人の頭の中のレシピや料理のコツをインポートしたようなもので、材料も手順も画像つきだったりもして、わかりやすい。自分で料理するときにはかならずお世話になっている。
その他、大学時代はマンツーマンで先生にお世話になりました。反応が鈍くて解雇したこともありましたが、料理の基礎は先生から学んだと言っても過言ではありません。
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調理器具として、なに揃えればいいかわからん、ということについては、調理器具セットなるものも売られている。一個一個揃えないといけない面倒さや、何が必要かすらわからないという不透明さもある程度解消されている。
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まぁ、
現在の解決状況まとめ ★★☆:ほぼ解決
・料理の敷居は、昔と比べてだいぶ低くなっていることと思う。大昔と比べれば、食材や調理器具がどこでも買えることだけでも大きな進歩なんだろうけど、いまやおいしく作れるレシピが誰でも検索できるようになっている。道具もセットで揃えられる。やろうと思えば誰にでもできる時代になっていると言える。・さらに一段進化させるのであれば、ぜひぜひ「言うだけで作ってくれる」ような、グルメテーブルかけのようなものがほしい。現実は無から有はうみだせないから、まずは料理が全自動になることからだろうか。言えば何でも作ってくれるロボット的な。食材とかはネットスーパーの配送員の方に冷蔵庫の管理自体を委託して、適時適切な食材を保管、自動補充してもらうイメージか。妄想乙。