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人の世の「あったらいいな」と、その解決法まとめ

「立体のコピーを取りたい」への解答

「立体のコピーを取りたい」

出所:ドラえもん13巻[1977]「立体コピー」

 立体のコピーを取りたい。
 立体のコピーが作れたら、自分が思うデザインの物を自分でなんでも作れるようになる。その可能性は無限大だ。
 現代の多くの人は、それがもう実現されつつあることを知っているだろう。最初にこの思いを抱いた人が誰かは今となってはわからないけれども、ドラえもんでは40年近く前に描かれている。

 のび太とドラえもんは遊びに出かけようとしていた。が、ママに止められ、留守番を言いつけられる。遊びに行こうとしてたのに!とご立腹の状態。

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ドラえもんの解答「立体コピー紙」

 ドラえもんの答えは、のび太の立体コピーを作って、それに留守番させる体をとるということ。ポケットから出した立体コピー紙にのび太が寝転がると、むくむくむくっと、3Dののび太のコピーが出来上がり。

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人類の解答「3Dプリンター」

 人類は3Dプリンタを発明するに至った。アマゾンでも買うことができるようになっている。評価がそれほど多くなくて、品質はどうかはわからないけれども、いずれにしても商品化までこぎつけている。
 この発明により、誰もが生産者になることができるようになった。こういった便利な側面を報じられる一方で、この発明に伴っての課題も多い。3Dプリンタで、銃を作る人が現れたり、自分のアソコの図面を公開したりする人が現れたり、いろいろと課題はある。けれども、発明に課題は伴うもの。現代人類の大きな一歩には違いないと思う。


現在の解決状況まとめ ★★☆:ほぼ解決

2014/10/31現在
・3Dプリンターは、誰もが買えるようになっている。
・まだまだ、歪みがあったり(アマゾンレビューより)、サイズが制限されたりといった限界はあるものの、立体のコピーを作りたいという思いは、ほぼ形になっていると評価してよいものだろう。

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